1970年代のオイル・ショック後、石油化学工業や、製鉄に代表される金属工業は低迷しています。しかし、これらの産業に代わり携帯電話、健康食品、化粧品、医薬品、スポーツ用品等の、生活密着型の産業が発展してきています。これらの産業は、様々な機能性物質に支えられており、今後の発展は機能性物質の進化なくしてはあり得ません。
また、現代の大量消費時代は、地球の大きさが有限であることを我々に痛感させられました。さらに、化石燃料の消費による地球の温暖化、ゴミの大量発生などの環境破壊が社会問題となってきました。将来にわたって人類が幸福に繁栄するには、資源、エネルギー、生命環境にかかわる基本的問題を解決する必要があります。このような状況のなかで、化学の果たすべき役割は大変大きいものです。
これらの社会的変化に対応して、物質化学科では、省エネルギー型、環境調和型の最先端機能性物質開発、ナノテクノロジーと超分子化学的手法による新規ナノマテリアルの開発、環境調和型のグリーンケミストリおよび生命化学の知識を基盤とした生体基盤材料の開発に関する教育研究を通して広く産業界の社会的要請に対応できる先端化学の研究者、技術者を養成しています。
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A: |
ニトロニルニトロキシドとコバルト(U)の錯体の結晶構造 |
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イオン性結晶内包単層カーボンナノチューブの透過型電子顕微鏡像 |
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有機伝導体α-BEDTTTF2 I3の(100)面の走査型トンネル顕微鏡像 |