法政大学 工学部

物質化学科
工学部HOME 機械工学科 物質化学科 情報電気電子工学科 電子情報学科 システム制御工学科
一般教養教育 経営工学科 生命機能学科 建築学科 システムデザイン学科 システムデザイン学科

21世紀の新しい化学技術を切り拓く、環境調和型の最先端機能性物質開発に携わるケミカルエンジニア、研究者を育成する。

 1970年代のオイル・ショック後、石油化学工業や、製鉄に代表される金属工業は低迷しています。しかし、これらの産業に代わり携帯電話、健康食品、化粧品、医薬品、スポーツ用品等の、生活密着型の産業が発展してきています。これらの産業は、様々な機能性物質に支えられており、今後の発展は機能性物質の進化なくしてはあり得ません。
 また、現代の大量消費時代は、地球の大きさが有限であることを我々に痛感させられました。さらに、化石燃料の消費による地球の温暖化、ゴミの大量発生などの環境破壊が社会問題となってきました。将来にわたって人類が幸福に繁栄するには、資源、エネルギー、生命環境にかかわる基本的問題を解決する必要があります。このような状況のなかで、化学の果たすべき役割は大変大きいものです。
 これらの社会的変化に対応して、物質化学科では、省エネルギー型、環境調和型の最先端機能性物質開発、ナノテクノロジーと超分子化学的手法による新規ナノマテリアルの開発、環境調和型のグリーンケミストリおよび生命化学の知識を基盤とした生体基盤材料の開発に関する教育研究を通して広く産業界の社会的要請に対応できる先端化学の研究者、技術者を養成しています。

ABC

A: ニトロニルニトロキシドとコバルト(U)の錯体の結晶構造
B: イオン性結晶内包単層カーボンナノチューブの透過型電子顕微鏡像
C: 有機伝導体α-BEDTTTF2 I3の(100)面の走査型トンネル顕微鏡像

高機能材料の開発を中心にした、環境に優しい省エネルギ−社会を目指す教育

 学生が社会に出て、その職場で中心的役割を果たせるように、物質化学科・専攻では、問題点を絞り、専門科目を以下の4分野に分けて教育しています。さらに工学基礎として、従来からの計算機による数値計算だけでなく、IT化に対応したインターネットやコンピュータを利用した化学教育にも力をいれています。
  学部教育では、学生に専門知識のみでなく、語学能力、論理的思考能力等基礎学力を付けさせることに重点を置いております。大学院教育では、学生が自ら問題意識を持ち一つの研究テーマに取り組むことを通じて、研究能力の向上だけでなく、幅広い学識を身につけるよう指導しています。
  また、2003年度からは文部科学省のハイテクリサーチセンター設備事業として採択された“マイクロ・ナノテクノロジー研究センター”を利用した高機能ナノマテリアル関連の教育研究が進められております。昨年まで設置されていた生命機能コースは発展的に解消しましたが、物質化学科では生命機能関連の科目が受講でき、さらに物質化学専攻では生命機能科学の教員も含めて教育研究に携わり幅広い人材育成を行っております。

理論化学分野
分子の構造・反応性・集合体としての性質の理論的・計算化学的予測と各種分光法による原子・分子レベルでの実験的検証に関する研究の基礎としての物理化学、統計力学、量子化学、モレキュラーダイナミックス・演習。

材料化学
新高機能材料の設計・合成法の研究、有機磁性材料の開発、医薬品の合成と環境汚染物質の無害化等の研究の基礎としての無機素材化学、有機素材化学、電子材料、金属材料。

物質プロセス工学
新しい分離精製技術の開発、持続可能な社会実現のためのグリーン・テクノロジーの開発の基礎としての物質プロセス工学、プロセス設計・演習、反応工学、プロセス制御工学。

人間環境化学
温泉および浴用水の研究、人工温泉装置の開発等の基礎としての人間環境化学、環境工学。化学的手法による生体機能の研究の基礎としての分子生物学、ゲノム情報工学、遺伝子工学。

教員氏名
教授 西海 英雄(兼担)中村 暢男(兼担)緒方 啓典(兼担)片山 寛武(兼担)大河内正一(兼担)片岡 洋右(兼担)佐藤 耕一(兼担)
 
Copyright© 2005 Hosei University, All rights reserved.