
ものつくりに機能性や合理性を追い求め続けた20世紀。しかし、技術が複雑化、高度化するにつれ、人間の目線や感性に合わせたデザインが置き忘れられようとしていないでしょうか。
もう一度、人を中心に置いたものつくりに立ち戻るためには、美しく、使いやすく、しかも機能的にデザインする「アートとエンジニアリングの融合」が必要です。
システムデザイン学科は、美的センスと工学的知識をあわせ持つ現代のレオナルド・ダ・ヴィンチの育成をめざして、2004年4月、新たに開設された新学科です。



システムデザイン学科では、デザインの視点からエンジニアリングをとらえ直す、新しい学問分野を教育します。従来のような機械・電気・情報といった専門分野だけを深く学ぶのではなく、横断的な工学的教養を幅広く身につけます。同時に、他の分野とのコラボレートによる「新しい価値・もの・システムづくり」のノウハウを学びます。たとえば、医療・福祉用ロボットの開発などでは、専門知識だけでなく多様なジャンルの知識や素養が必要となってきます。こうした総合システムデザイン能力を身につけた人材、つまりテクノプロデューサーともいうべき人材の育成を目的としています。

ものつくりの流れは大きく4つのプロセスに分けて考えることができます。
- 「もの」の目的、必要性を整理し、具体的な形に置換える。(コンセプト&デザイン)
- 「もの」に適した素材の選択と機能の検討を行う。(マテリアル&ファンクション)
- 「もの」の形態や機能を評価する。(シミュレーション&ビジュアライゼーション)
- 「もの」を時代に適して生産する。(プロダクション&マネジメント)
システムデザイン学科では、この4つのプロセスを
●インダストリアルデザイン ● ロボティクスデザイン
●シミュレーションデザイン ● プロダクションデザイン
の4つのデザインカテゴリーに分け、ものつくりの全体を学びます。

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