3つの実数の値を読み込んで、その平均を求めるプログラムを作成する。 例題1のプログラム例 は、3つの実数 11.5, 25.7, 3.5 の平均を求めるものです。別の数値について計算したい時には、3つの値を代入している文をそのつど書き変えて、翻訳しなおし実行しなければなりません。
例題2のプログラム例について説明します。 5行目から8行目は例題1の3つの代入文の代わりに挿入された部分です。 5行目 write(*,*) ' 3つの実数の平均を求める ' 6行目 write(*,*) ' 実数を3つ、カンマまたはブランク' 7行目 * ,'で区切って入力する' 8行目 read(*,*) a1,a2,a3 5行目と6行目(7行目は継続行)のwrite文は出力並び(変数などをカンマ ,で区切って並べたもの)に記述された変数などの値を出力します。この例では ' で囲まれた文字列 3つの実数の平均を求めると 実数を3つ、カンマまたはブランクで区切って入力するを画面に出力します。このwrite文は、このプログラムの内容と、次のread文で何を入力するのかを示す目的で入れたものです。 8行目のread文は入力並び(変数をカンマ ,で区切って並べたものでここでは a1,a2,a3 )に記述された変数に値を読み込みます。この例ではキーボードから値が入力されるのを待ちます。 |