（番号）題名＝学術論文・著書等の名称

（著者＝原則として本人を含め全員を記入する）

学協会誌・発行所等の名称

巻・号

頁−頁

発表年（西暦）月

概要

（200字程度以内）

1)博士論文

雑音下における無意味語の若年者および高齢者による聴取について−加齢に伴 う受聴明瞭度の低下とその補償に関する基礎研究−

（鈴木　郁）

慶應義塾大学

1991年3 月

本研究では、工学的立場から若年者と高齢者の受聴明瞭度比較実験を行い、高 齢者の受聴明瞭度低下には周波数分析能力の低下が大きく関与していること、高 齢者でもピッチパターンの知覚能力には低下が少ない事をつきとめている。また ホルマント帯域幅の縮小とピッチ変動の付加あるいは強調が、高齢者の受聴明瞭 度低下を外的に補償する方法として有効であることを実験的に示している。

2)ステアリングホイール上の握り位置を検出する簡便な装置について

（鈴木　郁）

電子情報通信学会論文誌

Vol. J89-D No.7

1599-1605

2006年7 月

ステアリングホイール上の握り位置を検出する、簡便な方法を提案している。この装置は着脱も容易であり、既存の自動車にも容易に適用できる。論文中では、 同装置の有効性についての実験や、同装置の応用例についても述べられている。

3)職業としての計算機操作に伴う疲労の特徴について ―計算機利用者向け疲労調査票作成のための基礎研究―

（水谷　正司，鈴木　郁）

人間工学

Vol. 42 No.2

77-86

2006年4 月

職業として計算機を利用している社会人を対象に、質問用紙を用いた調査を実施した。その結果、職業としての計算機操作に伴う疲労には、逃避や焦りが疲労に つながる傾向など、既存の調査票では拾うことのできない部分があること、そして計算機利用者向けに疲労調査票を新たに作成することの必要性が示唆 された。

4)高齢者にとっての了解度改善を目的とした，拡声器のための音声加工処理

（鈴木　郁，越智寛毅）

人間工学

Vol. 40 No.6

289-301

2004年12 月

実時間処理ではないが、周囲騒音の周波数分析に基づき、目的音声の周波数帯域ごとの振幅圧縮を、ニューラルネットワークを用いて自動的に制御する、音声加 工システムを試作した。高齢者と若年者を被験者とした聴取実験の結果、同システムによる音声加工処理が、騒音下における音声聴取時の了解度改善に有効であることが 示唆された。

5)ガム咀嚼が被加振時の生理指標に与える影響

（鈴木　郁，後藤剛史，滝口俊男，徳本　匠）

人間工学

Vol. 38 No.3

162-167

2002年6 月

ガム咀嚼が被加振時の生理指標に与える影響について、被験者を加振して検討 した。その結果、ガム咀嚼には被加振時における心拍変動性の低周波成分の増加 を抑え、座位安静時に近付ける傾向が見られた。

6)アメとガムの乗り物酔い低減効果

（鈴木　郁，後藤剛史，滝口俊男，徳本　匠）

人間工学

Vol. 37 No.3

105-111

2001年6 月

ガム咀嚼とアメ嘗味の乗り物酔い低減効果について、被験者を加振して検討し た。その結果、それらには主観的乗り物酔いを低減する傾向が見られた。またそ れらには、加振前に比した加振後の重心動揺面積の増加率も、低減する傾向が見 られた。

7)キーボード強打警告システムとその評価

（鈴木　郁）

人間工学

Vol. 35 No.2

115-119

1999年4 月

振動測定に基づく打鍵強度評価を応用した、キーボード強打警告システムを作 成した。また実験室的条件下においてではあるが、同システムの有効性について 調べた。

8)振動測定に基づく打鍵強度の簡便な評価方法について

（鈴木　郁）

人間工学

Vol. 33 No.2

117-122

1997年4 月

打鍵強度と手指の不具合の関係調査等には、打鍵強度の評価が必要である。本 稿では、キーボードに取り付けた加速度センサにより、打鍵に伴い生じた振動を 測定し、一打毎の最大振幅をもって打鍵強度の評価値とする、という方法を提案 している。

（番号）題名＝論文・報告・講演等の名称

論文、著書、学会講演の別

学協会誌・発表学会・会議、発行所等の名称

巻・号

頁−頁

発表年（西暦）月

1) Effects of Freezing of a Computer on Physiological Measures

(Kaoru Suzuki)

国際会議

The 9 ^th International Conference on Human-Computer Interaction

Vol. 1, pp. 1292-1295

2001年8 月

2) The Sympathetic Nervous Symptoms as Reactions against Motion Sickness

(Kaoru Suzuki)

国際会議

The IEEE-EMBS Asia-Pacific Conference on Biomedical Engineering, 2000

Part 1, pp. 169-170

2000年9 月

3) Difference in the ANS activity between Gaze Angles while Seated

(Kaoru Suzuki and Dennis R. Ankrum)

国際会議

The 8 ^th International Conference on Human-Computer Interaction

Vol. 1, pp. 69-73

1999年8 月

4) On an Ambient Noise Adaptive Speech Pre-processing System for a P. A.

(Kaoru Suzuki)

国際会議

The 5 ^th Pan-Pacific Conference on Occupational Ergonomics

pp. 136-139

1998年7 月

5) On the Effectiveness of a Warning System for Excessive Keystroke Intensity

(Kaoru Suzuki)

国際会議

The 5 ^th International Scientific Conference on Work With Display Units

pp. 171-172

1997年11 月

6)光刺激のちらつき光の周波数弁別閾に関する再検討

（武田正治，林　喜男，鈴木　郁）

論文

人間工学

Vol. 32, No. 4

pp. 167-173

1996年8 月

7)福祉関連機器の標準化に関する調査研究報告書

（岩井一幸，鈴木　郁他）

著書

（財）日本規格協会

1996年3 月

8)Ｒ波検出装置およびオクターブバンド分析を用いた心拍変動性の解析方法と精 神的負担の評価

（鈴木　郁）

論文

人間工学

Vol. 31, No. 6

pp. 379-388

1995年12 月

9)女性によるトラック乗り込み動作の運動力学的解析

（鈴木　郁，武田正治，林　喜男，佐藤大二郎）

論文

人間工学

Vol. 30, No. 5

pp. 339-343

1994年10 月

10)騒音下における音声聴取能力の加齢劣化の補償に関する一考察

（鈴木　郁，林　喜男，武田正治）

論文

人間工学

Vol. 30, No. 3

pp. 147-155

1994年6 月

11)インパルス状外乱を用いた姿勢制御系の非線形特性の解析

（藤田欣也，鈴木　郁）

論文

医用電子と生体工学

Vol. 31, No. 2

pp. 149-154

1993年6 月

12)雑音下における無意味語の若年者および高齢者による聴取について

（鈴木　郁，林　喜男）

論文

人間工学

Vol. 27, No. 1

pp. 25-33

1991年2 月

13)出力誤差規範に基づく連続時間伝達関数推定法

（鈴木　郁，藤田欣也，富田　豊）

論文

電子情報通信学会論文誌

Vol. J74-D-II,

No. 1

pp. 109-111

1991年1 月

14)正弦的ＡＭ変調音が与えるノイジネスについての一考察

（鈴木　郁）

論文

人間工学

Vol. 26, No. 3

pp. 157-165

1990年6 月

15)図説エルゴノミクス

（野呂影勇他編，鈴木　郁 他著）

著書

（財）日本規格協会

1990年2 月

種別

社名

年度

寄付研究

株式会社　ロッテ中央研究所　（埼玉県さいたま市）

１９９８年度

寄付研究

株式会社　ロッテ中央研究所　（埼玉県さいたま市）

１９９９年度

寄付研究

株式会社　テクノバ　　　　　（東京都千代田区）

２００１年度

受託研究

マツダ株式会社　技術研究所　（広島県安芸郡）

２００５年度